つみたてNISAで購入(さらに特定口座でも購入)しているものの一つにiFree S&P500インデックスがある。
S&P500とは何か
S&P500とは何か、大和証券投資信託委託株式会社のiFree S&P500インデックスの運用報告書から抜粋する。
S&P500は、S&P Dow Jones Indicesが算出しているアメリカの代表的な株価指数で、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な大型株500銘柄の株価を基に算出される時価総額加重平均型株価指数です。
世界の機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして幅広く利用されています。
ちなみに指数の動きは、NYダウやアメリカの株式が中心となるMSCIコクサイ・インデックスとほとんど変わらない。
既にMSCIコクサイ・インデックスの投資信託を買っている人で、違う動きをする指数が欲しいという人には薦められないかもしれない。。
自分の投資の方針は、少額で多くの投資信託を買っていく、ということなので、このS&P500は是非ともほしいものだった。
S&P500指数への連動の投資信託は貴重
一番の特徴はその名の通り、S&P500指数への連動を目指している点である。
つみたてNISAで買えるS&P500に連動する投信は次の2つしかない。
信託設定日 | 信託報酬(%) | 純資産額(億円) | |
iFree S&P500
インデックス |
2017/8/31 | 0.243 | 42.44 |
米国株式インデックス・
ファンド |
2017/9/29 | 0.486 | 13.45 |
※2018/05/05現在
つみたてNISAでは、先進国株式を考えたときMSCIコクサイ・インデックスへ連動するものは多かったが、その他の指数に連動するものはあまりない。
よくニュースとかで聞くNYダウも入っていないので、つみたてNISAの選考基準がよくわからない感じがする。
余談だが、楽天・全米株式インデックス・ファンドという、さらに別の指数に連動する有名な投資信託もある。
iFree S&P500インデックスを選んだが、悩みどころも多かった
選んだのは信託報酬の安いiFree S&P500インデックス。そして購入した。
自分としては買いたかったし、実際買ったのだが、購入自体をだいぶ悩んだ。
まず、この2つの投資信託が設定されてから半年くらいしかたっていなかったということ。
投資信託の選び方を調べると必ず、設定から数年たっているものを選びなさいとある。
これは運用報告書をみてどういった運用をされているかを確認してから買え、と言っているわけだが、1年たっていないのだから、これらに運用報告書などない。
次に、純資産額は最低30億円くらいが推奨されていたが、購入時は32億円くらいだった。これもギリギリだった。
これらの不安要素が示すことは、実績がないということだ。つみたてNISAは20年運用ができるものが望ましい。1年も実績がないものが、繰上償還されずにのこっているのか?不安である。
結局買った。
これは自己責任だし、どんなに現在評価されている投信も最初はこの辺りから始まったのだと自分に言い聞かせて買った。
何度も言うが自己責任だ。
現在の成績(リターン)
とりあえず今のところ、この選択は正解だったと思う。
純資産額1ヶ月半ほどで8億円ほどアップし、順調に伸びている。
まだ、投資を始めたばかりだから、非常に少ないが利益も出ているので、まあ良しとしておく。これから20年後にどうなるかだ。
買付金額 | 評価額 | 損益 | リターン | |
iFree S&P500インデックス (つみたてNISA) |
¥2,716 | ¥2,778 | ¥62 | 2.28% |
iFree S&P500インデックス
(特定口座) |
¥1,500 | ¥1,569 | ¥69 | 4.60% |
※2018/05/5現在